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書いた記事数:224 最後に更新した日:2018/12/25
この記事は2013.08.26 Mondayに書かれたものです。
8/7(水)大盛況のうちに開催させていただいた、Pro Tools 11 Hands On Tour in Sound Cityの詳細をレポート、Part 1!ご参加頂いた皆様、まことにありがとうございました!
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24bit整数演算のPro Tools HD Accel TDMシステムと、32bit浮動小数点演算のPro Tools HDXシステムの違いはもとより、Pro Tools HD 9/HD 10、64bitアプリケーションとなったPro Tools HD 11のサウンドの違いとは?
最高のモニタリング環境を誇る、Sound City A Studioで実際にレコーディング、そのサウンドの違いを確認出来るとあって、3回を予定していたHands On Tourには多くの方にご参加頂けました!
当日の演奏には、(株)トライビート所属のアーティスト、曹 雪晶 氏(二胡)、斎藤 静 氏(Cello)、多田 聡子 氏(Piano)の3氏をお迎えし、素晴らしいアンサンブルでイベントに華を添えていただいただけでなく、システムによるニュアンスの違いまで分かる様に演奏していただき、ご参加の皆様にも興味深い内容になったのではないでしょうか。
今回は、その詳細レポート・パート1をお届けいたします。

1.試聴システムの詳細

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既にお伝えさせていただいている様に、今回のイベントでは最新のPro Tools HD 11 & HDXシステムのサウンドが、従来のPTシステムとどう違うのか?というところが主眼となっています。
その比較試聴のために、以下の3システムを用意いたしました。
  1. Pro Tools HD 9 & HD Accel  + 192 I/O System
  2. Pro Tools HD 10 & HDX + HD I/O 8x8x8 System
  3. Pro Tools HD 11 & HDX + HD I/O 16x16 System

上記の内、HD 9 & HD 10では、Apple Mac Proがホストマシンとなっていますが、HD 11のホストマシンはApple Mac Mini Core i7を用意し、MagmaのThunderboltシャーシを経由してHDXシステムが接続される様に構築してあります。
皆様もご存知の様に、今年末にリリースされる予定のMac ProにはPCIeスロットが搭載されないため、今後のことを見据えてThunderbolt接続の実際をチェックするという目的もあったということですね。

また、HD 9 & HD 10の間はEthernet接続によるSatellite Linkで連動させ、サンプル・アキュレートでのリンクを行いましたが、唯一残念だったのはHD 11をこのSatellite Linkの中に含められないため、RECスタートを連動出来ないことでした。
今回のイベント後にリリースされたHD 11のCSバージョンでは、HD 10 & HD 11間でのリンクが可能になりましたので、運用上、大きな問題とはならないかもしれませんが、複数バージョンのPro Tools/Media Composerシステムをリンクさせたい場合は注意が必要でしょう。

さらに、Pro Tools HD 11に前後してリリースされたMedia Composer 7の実力と、PTとの親和性、Video Satelliteの挙動も確認しておきたいところです。
そこで、Apple MacBook Pro Retinaをホストマシンに、Thunderboltシャーシ経由でMojo DXを接続するMC7システムを用意し、Pro Tools HD 11とはVideo Satelliteでリンクを行いました。
演奏の模様を3つのPro Toolsで同時レコーディングしながら、カメラで撮影した素材をMCへ読み込み、編集が完了すると同時にVideo Satelliteでリンクさせようという訳ですね!

Video Satelliteについて詳しくはこちら >>

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シグナル・ルーティングとしては、ライヴルーム内に立てられたマイク信号をAURORA AUDIOの8ch Mic Preamp GTP8へ接続し、そのラインアウトをSound City A Studioに常設されるSSL SL 6064 G+に入力、バスで3系統に分配したシグナルを、それぞれのPro Toolsシステムへ入力するという流れになっています。

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AURORA AUDIO GTP8について詳しくはこちら >>

各システムのI/Oは、基準レベル-16dBにセットされ、レベルの違いが出ない様に細心の注意を払ってセッティングがなされています。

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ライヴルーム内では、アーティストの方がアイコンタクトで演奏が出来る様にセッティングされ、各楽器には以下のマイクロフォンが使用されました。
  • Piano:NEUMANN U67 x 2
  • Cello:NEUMANN U67 x 1
  • 二胡:Front SCHOEPS CMC65 x 1、Rear brauner VM1 x 1
  • Room:B&K 4006 x 2


また、演奏の模様を収録するカメラにはCanon EOS 7Dを2台用意し、定点用に1台、アーティストの個別撮影用に1台を割り振り、EOS Movieの撮影完了と同時にCFカードのデータをMacBook Proへコピーして編集を始めるという流れになっています。

2.レコーディング/比較試聴

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準備が整ったところでイベント開始!ですが、今回のレコーディングのオペレート/Pro Tools 11インストラクションは、サウンド・シティのチーフ・エンジニアである内藤 岳彦 氏、Media Composer 7でのエディットは、同じくサウンド・シティの堤 光太郎 氏という精鋭の方にお願いすることが出来たのは非常に幸運なことであり、この場をお借りして、サウンド・シティ様のご協力に感謝させていただきます。

今回のイベントでは、行われた3回ともアーティストの方に違う曲を演奏していただきましたが、フェーダーでバランスをとる以外は、わずかにリバーヴやチャンネル・ストリップ等の純正プラグインを使ったのみで、ほぼその場で演奏していただいている通りのサウンドになっています。
まずはそれぞれでレコーディングされたデータをお聴きください。

<13:00〜 桜の頃に>

Pro Tools HD 10 & HDX + HD I/O 8x8x8 System

<17:00〜 秋の調べ>

Pro Tools HD 10 & HDX + HD I/O 8x8x8 System

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サウンド・データは、楽器に立てたマイクのレベルを揃えただけの状態になっています。
web公開用の音源となっているため、細かいニュアンスの違いが聞き取りにくいかもしれませんが、それぞれのシステムによるサウンドの違いがお分かりになるでしょうか?
個人的にも、192 I/OとHD I/Oというハードウェアの違いがあるHD 9/HD 10の比較ではもちろんですが、同じハードウェアを使用しているHD 10/HD 11の比較が想像以上に大きな違いを持っている様に思えました。
内藤氏による「PT11で同じ音源を再生したとき、それまでと比べて音が大きくなった様に感じた」というファースト・インプレッションを聞かせていただくことも出来ましたが、細かな操作性の向上を含め、PT11でレコーディングが完了した時点での完成度が上がっているため、そこから最終的なミックスまで追い込んでいくのも作業が早いのではないか?という興味深い感想も頂きました。
DAEからAAE(Avid Audio Engine)へと、オーディオ・エンジンが変更されていることに加え、広大なメモリー領域を使用可能な64bitアプリケーション化による余裕が、サウンドの変化にも寄与しているのかもしれませんね。
Miyaji Professional Divisionでは、出張によるデモンストレーションも承らせておりますので、導入前のご相談を含め、お気軽にお問い合わせください!

お問合せはこちら >>

3.Pro Tools HD 11の操作性

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Pro Tools 11のトピックとしては、何と言ってもオフライン・バウンスが可能になったことが大きいと思いますが、現在のワークフローの中で様々なステム・ミックスを書き出す必要が多いことから、その部分に注目が集まりがちなのではないでしょうか。
しかし、便利なショートカットの追加やリアルタイム・オートメーションなど、現場の声を反映したアップデートがインターフェイスの使いやすさに繋がっており、ひいては作業時間の短縮に繋がっていると感じられるところが何よりも大きいのかもしれません。

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ご覧頂いている様に、視覚的にも感覚的にも、オペレートする方が使いやすい様に進化しているのがお分かりでしょう。
その他にも、今回のイベント内容とは別になりますが、Pro Tools 11が広大なメモリー領域を使用出来る様になったことから、ソフトウェア・インストゥルメントのパフォーマンスも上がっており、AAXプラグインの対応状況がますます気になる状況にもなってきていると言えます。
さらに、Media ComposerとPro Toolsとの親和性がより進んでいることから、サウンドとビデオが切っても切りはなせない現状を考えても、この組み合わせが究極のワンストップ・ソリューションになりうるのではないでしょうか。

次回は、そのMedia Composerでの編集の模様、Pro ToolsとのVideo Satelliteがどの様な動きを見せるのか?をご紹介していきます。

Pro Tools 11 Hands On Tour in Sound City REPORT! part.2はこちら >>

(文:Miyaji Professional Division:梓澤)

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