この記事は2015.02.26 Thursdayに書かれたものです。
■Review : elysia 500Series 〜xpressor編〜
■Review : elysia 500Series 〜x filter編〜
■Review : elysia 500Series 〜n velope編〜
私もそうなのですが、一つのものにいろんな機能を搭載しているものって実際のサウンドってどうなの?と疑問をいただく方もいるかと思います。
あとは、”1Uのモデルなどで出ているものが500シリーズで出ていて安いので比較してしまう。”という事を考える方もいるかと思います。
しかし、elysiaのVPRシリーズは、全製品が ¥129,600(税込)という金額ですが、搭載している機能が多いからそれなりのクオリティーと言う訳ではない!と言うのが正直な感想でした。
音もご飯と一緒でそれぞれ好き嫌いがあるかと思います。
必ずしも、いいものではないかと思いますが、どのモデルも一つ持っていると、どこかで使えるものばかりではないかと。
以前にDragon Ash や SCANDAL、Gackt 、THE野党(新藤晴一 from pornograffitti / SHOCK EYE from 湘南乃風 and Atsushi)などを手掛けるエンジニア『飛澤正人様』から非常に興味深いお話をお伺いする事ができましたので、是非ご覧下さい。
飛澤正人 -Masahito Tobisawa-
Dragon Ash や SCANDAL、Gackt 、THE野党(新藤晴一 from pornograffitti / SHOCK EYE from 湘南乃風 and Atsushi)などを手掛ける。
生のバンドサウンドとブレイクビーツをシームレスにミックスして創り上 げる空間表現に定評があり、早い段階からコンピューターを使ったサウンドメイキングを積極的に取り入れ てきた。更にアコースティック楽器の録音も得意とし、ジャンルを超えた幅広い音楽に適応することができる。
2008年には市ヶ谷にプライベートスタジオ Flash Link Studio をオープンさせ、アーティストと共にプリプロ から楽曲制作をするなど、一歩踏み込んだ音楽制作を可能とする拠点を築いた。
近年はアレンジや作曲、 サウンド&レコーディング・マガジン誌の連載やレビューを多数執筆するなど活動の場を広げ、また年に数 回、音響系専門学校で特別授業を行い、後進の指導にも力を注いでいる。 音創りの信条は、アーティストの感性と自らのイマジネーションを融合し、作品の深層部に入り込むこと。
http://www.flashlink.jp/
ハードウェアでのレコーディングを経験している方の純粋な意見をいただけました。
DAWが普及した今、作業スペースと利便性からアウトボード離れしている人が非常に多いのは事実です。
しかし便利なツール=音がいい!と言う訳ではありません。
やはりハードウェアを通したサウンドと言うのはデジタルでどれだけ同じサウンドに追い込もうとしても限界があるかと思います。
ただプラグインをインサートする感覚でハードウェアを追加するとなると予算がかかってしまいます。
音は、アナログ > デジタルなのですが、利便性は、アナログ < デジタル と言うのが現状です。
お互いのメリットを最大限に活かしたワークフローを検討するというのは非常に大事な事なのではないかと思います。
今回はelysiaという事で ”ミキシング” という所でお話をしていきましたが、この話はクリエーターの方も同じではないかと思います。
シンセ一つを取っても同じ事が言えるのではないかと思います。
そういった部分を考えても非常に500シリーズはサイズもコンパクトですし、便利な機材ではないでしょうか。
elysiaの500Seriesは、それぞれに特徴があるので、今求めている1台を是非、お試しいただければと思います。
こちらは宮地楽器 神田店の店舗で展示していますので、是非足を運んでみてください。
elysiaにしては安価ながら、このサウンドのクオリティーがわかるかと思います。
もちろん他のメーカーの500Seriesも店頭にて展開しています!
是非一度手に取って、あなたに合うサウンドを探してみてくださいw
そして最後に。
イギリス・ロンドンのセッションドラマー『simon phillips』が実際にelysiaの500Seriesすべてを使用している動画がございますので是非ご覧下さい。
一度スタジオ、店頭でお試しになってみたい方、まず下記お問い合わせまたは直接お電話お待ちしております。
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Tel : 03-3255-3332
(文:Miyaji Professional Division:深澤)
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