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TEL:03-3255-3332
FAX:03-3255-0382

 
ボーカルピッチの編集といえば…ここ数年で定番ソフトウェアに上り詰めたともいえるのが、このMelodyne(メロダイン)です。

解析したピッチ情報を、まるでMIDIデータを扱うかのごとく簡単に、そして音楽的に編集できます。出来上がりが、とても自然なピッチに編集できることから、業務スタジオでも定番のソフトウェアとなりました。
 
先日、従来のVersion 2から2つバージョンを飛び越えてVersion 4がリリースされました!
今回は、Melodyneの基本スペックから、Melodyneの4種類の比較をしつつ、どこが新しくなったのか、どの機能がMelodyneユーザーにウケているのか、検証してみます。
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今までのMelodyneは、マルチトラック版スタンドアロンアプリケーションとシングルトラック版スタンドアロン/プラグインの2つのエンジンが混在されていましたが、今回のバージョン4のリリースに合わせ一新したエンジンを採用。
すべてのグレードがこの新しいエンジンで動作し、スタンドアロンはもちろん各種プラグインとして動作します。直観的なユーザーインターフェイスはより洗練され、ピッチやタイミングの補正だけではなく、より先進のクリエイティブツールとして様々な音楽制作に活用できるようになりました。

Melodyne 4の日本語動画はこちらです>>

↓Melodyne 4を使ったピッチ編集についての動画は、以下をご覧ください!
 
MELODYNE 4の主な機能
· グラミー賞に輝くMELODYNEテクノロジーを搭載
· DNA(Direct Note Access)を含む全MELODYNEアルゴリズムを搭載
(ASSISTANTとESENTIALはDNAアルゴリズム非搭載)

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Melodyne 4 Editorのスクリーンショット。DNAアルゴリズム機能を含んだMelodyneなら、このように単音だけでなくポリフォニック(和音)も解析/編集可能です。

· MELODYNEツールキットをフル搭載(ESSENTIALはメインツールのみ)
· マルチトラックノート編集でのトラック数は無制限(STUDIOのみ)
· ユニークな機能を搭載したサウンドエディター(STUDIOのみ)
· ピッチ補正やタイミング補正、クオンタイゼーションのマクロ
· 高精度のテンポ検出および編集(ASSITANT、ESSENTIALは検出のみ)
· 音階、調律、平均律を操作する総合的な機能(ASSITANT、ESSENTIALを除く)
· オーディオ-MIDI書き出し(ESSENTIALを除く)
· 優れた互換性:VST、AU、RTAS、AAX、ARA、ReWire
· OS XおよびWindows、32/64ビット
 
MELODYNE 4の主な用途
· パフォーマンスの問題箇所だけを識別して修正
· イントネーションとタイミング、フレージングとダイナミクスを向上
· 直感的、音楽的にすばやく思い通りの結果を得ることが可能
· 修正を加えても、自然な雰囲気といきいきとした表現力はそのまま
· 複数のレコーディングから完璧なアレンジを作成
· メロディー、ハーモニー、テンポ、タイミング、グルーヴを自由自在に変更
· フレーズやノートを移動、コピー、組み合わせ
· トラックをダブリング、ボイスを追加、ハーモニーを作成
· 個性的なサウンドデザインを可能にするMELODYNEの機能を使用(ESSENTIALは基本機能のみ)
 
MELODYNE 4の新機能
1.サウンドエディターで生まれる新しいサウンドスケープ(より音楽的な編集を)
録音したオーディオの、エンベロープや音色の繊細な調整から上音の変更、再合成、サウンドデザインの大胆な実験まで行えます。
一般的なイコライザーは固定の周波数にのみ機能しますが、Melodyneはオーディオ素材自体に順応できます。各トラックに含まれる上音のレベルを個別に調整したり、各楽器の基本的な音をシェイピングしたり、各ノートの音色やエンベロープをピッチに関連させたり、各音源の特性を引き出したりできます。

2.マルチトラックノート編集(コーラストラックの編集に便利!)
Melodyne 4 studioのみの機能となりますが、複数のオーディオ波形を取り込んで、同時に処理が可能です。作業可能なトラック数は無制限。メインボーカルとコーラストラックを同時に編集したいときなどにとても便利です。
従来のバージョンでは、このマルチトラック編集はスタンドアローンアプリでのみ可能でしたが、今回のVersion4からはプラグインとしても使用可能になりました。

3.マルチトラックでマクロを活用(一括処理でより早く!)
マルチトラック編集対応のMelodyne 4 studioでは、マクロをさらに便利に活用できます。
マクロを組んでおけば、短時間に一定の処理を素早く行えます。

例えば、複数のトラックのノートを選択し、イントネーションやタイミングを一度に修正可能。さらに、トラックの同期は特に簡単。あるトラックをクオンタイズ・マスターに設定して、他のトラックをそのトラックに同期させるだけです。

4.新しいテンポ検出機能(人間らしい揺れを含むテンポを認識、そして活かす)
Melodyne 4は、人間らしい揺れを含むライブ録音のテンポを正確に認識します。ミュージシャンの演奏のタイミングに合わせてクリックを作成できます。
さらに、ライブ演奏の魅力を損なうことなく、表現力豊かな微細なテンポの揺れを残しつつ巧みに調整できます。また、テンポが大きく異なったり、可変テンポの録音内容同士を同期させることも可能です。

5.音検出機能が向上(ポリフォニックサスティン/ポリフォニックディケイが追加)
Melodyne 4にはポリフォニック録音に最適な2種類のアルゴリズムが新たに追加されています。

扱うオーディオ素材に応じて、Melodyneは[ポリフォニックサステイン](ストリングス、オルガンなど)または[ポリフォニックディケイ](ピアノ、ギターなど)のいずれかのアルゴリズムを適用し、それぞれ最適な音質を提供します。

6.ミックス全体をタイムストレッチ(便利なアルゴリズム:Universal)
Melodyneの[ユニバーサル]アルゴリズムは、ミックス全体のタイムストレッチやピッチシフトに最適です。

このアルゴリズムは、各音の操作が必要でない場合のポリフォニック素材で優れた結果をもたらします。

7.これまで以上にエレガント、ユーザーフレンドリー、先進的(作業内容にあわせてウィンドウ設定を変更可能。より見やすく、作業しやすく)
シングルウィンドウのインターフェイスを搭載したMelodyneは、好みや作業要件に合わせてウィンドウ設定を変更できます。さらに、新しいブラウザーとインスペクターにより、重要なパラメーターが分かりやすくなり、ダイレクトにアクセスできるようになりました。

8.ダイナミック純正律(純正律も扱えます)
オーケストラ、コーラス、シンセとその録音内容に関係なく、正確に調律された和音のサウンドがよりスムーズでパワフルになります。このユニークな音響特性の利点を制作に活用しましょう。

9.キーボードショートカットがさらに充実(マウスだけでなく、キーボードでの操作でより早く)
スタンドアロン・モードでおなじみのキーボードショートカットが、ついにプラグインでも使用可能となりました。これで操作はさらに簡単でスピーディに。効率性も大幅に向上します。
 
MELODYNE 4の使ってみる
実際にMelodyne 4を使って、トラックのピッチやそのほかを操作してみました。一通りチェックしましたが、

サウンドエディターが秀逸!!

ボーカル素材に対してMelodyne Studio 4を使っていろいろチェックしましたが、4の新機能、サウンドエディターがとても使い勝手がよいです。

倍音成分を表示させておき、それに対してブリリアンス/輪郭を編集可能です。
※やり過ぎは禁物!相当にかかりが強いです

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また、こちらはEQ。各ポイントごとに増減が可能です。

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一番面白いというか、可能性を感じたのは、この「シンセ機能」です。

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スペクトル/フォルマント/音量の3つのパラメーターを操作できます。
縦線が効果、横線が時間です。つまり、効果を与えるタイミングを変化させられます。
画像のように、ボーカル素材に対して、頭から効果を与えてロボットボイスのように変化させることもできます。どちらかというと、エフェクティブな編集にとてもよいです。

また、以下のように、ドラムトラックに対してもかかりがとても面白いです。

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フォルマントをこのようにすると、「動的なEQ」な感じに面白い音ができます。
イメージとしては、ひとつひとつの音に対して同じタイミングでフィルターをかける、に近いです。これを手作業でやるのは…不可能でしょうね。。Melodyneさまさまですね。

また、音量を上図のようにすると、ゲート的なかかり方をします。マウスでタイミングは自在なので、とても感覚的に編集できます。

MelodyneがDNA機能(ポリフォニックで編集可能な機能)がついたときから、単にピッチを編集するだけでなく、クリエイティブな編集ツールとして革新的だと思いましたが、今回のMelodyne 4になり、よりクリエイティブになったと強く感じました。

ただ、このサウンドエディターについては、「Melodyne 4 Studio」のみの機能となります!ご注意ください。
MELODYNE 4各製品の価格とご購入はこちらから
Celemony MELODYNE 4 STUDIO ¥86,400
※MELODYNE 4のすべての機能を搭載したマルチトラック版


Celemony MELODYNE 4 EDITOR ¥51,840
※MELODYNE 4のほぼすべての機能を搭載したシングルトラック版


Celemony MELODYNE 4 ASSISTANT ¥25,920
※ポリフォニック編集を省いたMELODYNE 4のシングルトラック版コンパクトバージョン


Celemony MELODYNE 4 ESSENTIAL ¥10,368
※ベーシックな機能に特化したMELODYNE 4のシングルトラック版エントリーバージョン


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(文:Miyaji Professional Division:澤口)
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